留学生にも人気の留学先

カナダは世界代位2位の国土を持ち、世界三大瀑布のナイアガラの滝、バンフ国立公園で有名なカナディアンロッキー、人気のスキーリゾート地のウィスラー、オーロラで有名なイエローナイフなど、大自然を味わうことができます。カナダは移民大国で、様々なバックグラウンドをもった人々暮らしている為、留学生の受入れにも積極的で、いろいろなバックグラウンドを持った人や文化に触れ合うことができ、留学生にも人気の留学先です。また、カナダで話される英語は訛りが少なく、キレイな発音でも知られています。

カナダ留学 人気都市​

バンクーバー
自然と街が共存する「世界で一番住みやすい街」です。カナダ第3の都市で、自然が多く、緑豊かな美しい景観の中に、ビルが立ち並ぶ都会の魅力も持ち合わせた美しい街で知られています。
トロント
トロントはカナダの経済の中心地。国内企業の多くが本社を構え、日系企業をはじめ、さまざまな企業もあります。チャイナやコリアン、イタリア、ギリシャなど様々な外国人街があり、いろいろな文化を楽しむことができることでも有名です。
メルボルン
ヨーロッパらしい雰囲気が残り、歴史を感じる雰囲気と近代的な建物が調和した落ち着いた街。移民の方も多い為、いろいろな文化が生活に根付いています。
モントリオール
フランス文化が色濃く、歴史を感じる街です。人口の約7割が第一言語をフランス語とし、世界第2の規模をもつフランス語圏の都市でもあります。街並も美しく、旧市街は、「北欧のパリ」とも呼ばれ、石畳の道や石造りの建物が美しく、歴史を感じる景観です。

カナダの教育システム

カナダの教育制度は教育省が管轄しており、州ごとに定められた教育カリキュラムに沿って、公立・私立共に授業が進められます。公立・私立共に移民のお子様向けにESL(English as a Second Language:英語が第二言語の生徒様の教育)が充実している学校が多く、入学時に十分な英語力を持っていなくても、1年間ほどは難しい歴史やサイエンスはESLクラス、あまり英語力を問わない体育やアート、音楽などは通常の現地のお子様と一緒に受講したりします。また、選択する科目により、時間割は一人ひとり異なり、科目により教室を移動して授業を受けます。

お子様一人で留学はいつから可能?

お子様単独で留学をする場合、Grade8からお一人での留学が主流です。中にはGrade6やGrade7でも受け入れ可能な公立・私立校もあります。小学生の場合、親御様が学校へ送迎する必要もあります。尚、未成年(18歳未満の州と19歳未満の州があります)が留学をする場合には、カナダ現地にカストディアン(後見人)が必要です。カストディアンは現地で学生様の保護者として役割を担います。

公立・私立の特徴

公立の学校の場合、各地域の教育委員会がしっかりしているので安心です。カナダは移民の国家の為、公立の学校であったとしても、留学生の受入の経験が豊富であり、ESL(English as a Second Language:英語が第二言語の生徒様の教育)が充実しているので英語に自信が無くても安心して通っていただけるといえます。なお、公立の学校に関しましては基本的に学区に入学のお申し込みをしますので、学区内の特定の学校を指定して頂くのが難しい場合があるというデメリットもございます。

私立の学校は日本と同じく学校ごとに経営がなされているのでその特色は学校ごとに様々ですが、小中高一貫教育の学校が多く、いわゆる名門校と呼ばれる学校も圧倒的に私立が多くなっています。また学校内の設備なども私立の方が充実している傾向があるようです。ESLのクラスも充実しており、学校それぞれに特徴のあるものを提供しています。土曜学校やESLクラス生のための特別なサマーキャンプを設けたり、年に数回日帰りや泊りがけで研修旅行などを行ってくれる学校もあります。また私立校は圧倒的に宗教理念に基づいた学校が多く、その殆どがクリスチャン系の学校です。授業の中にバイブルスタディなども入ってきますので、私立はこの様に学校によって特色が大きく違う事が特徴といえます。

公立校私立校
メリ ット
  • 年間費用およそ$25,000~$30,000
  • 州ごとの基準に基づいたしっかりとした教育方針
  • 小・中学生でもしっかしとしたESLのクラスで学べる
  • 転校しやすい
  • 入学試験はなく、留学生は書類審査で入学できる
  • 年間費用およそ$25,000~$60,000
  • 学校ごとの特徴あるプログラム
  • 留学生の国籍比率を制限する学校もあり、現地生徒にも移民が比較的少ない
  • 設備が整っている学校が多い。
  • 少人数制のクラスで、丁寧なサポート
  • 宗教に基づいたコミュニティで学校運営がされているため、生徒家族と学校が近くアットホームなことが多い。
  • 現地の生徒も学費を払って通っているため、比較的裕福な家庭のお子様が多い。
デメリ ット
  • 移民のお子様も通われているため、特に都心部の近くでは移民の生徒の比率が高い。
  • 地域により移民の国籍に偏りがあることが多い。(例:リッチモンド市は中国系移民が多いなど)
  • ESLが高校からしかない学校が多い。
  • 制服などの経費が余分にかかる
  • 宗教学などの教科が必修のことが多いため、宗教に興味のない生徒様には大変な面も。

入学選考

公立

私立校の場合は、学校へ出願書類を提出しますが、公立校は通いたいと思っている学校を管轄している学区(教育委員会)へ出願書類を提出します。その際に、第3希望まで学区内の希望する学校を伝えます。9月入学の場合、願書の締め切りは5月~6月となりますが、空き状況によっては願書を締め切ってしますので、早めの出願がおすすめです。

出願に必要なもの

成績証明書

過去2年分の成績表の提出が必要です。

エッセイ(必要な場合)

エッセイとは、留学先の高校に自身のことを知ってもらい、志望動機など熱意を伝えるための自己紹介文です。生徒の個性や将来の夢など、自己アピールをすることが大切です。これまでの経験を、そこから学んだことや得たことを交えながら、「自分らしさ」が表現されているエッセイを目指しましょう。


  • 自己紹介
  • カナダへ留学したい理由・その学区(教育委員会)を選ぶ理由
  • 志望理由 等

  • 私立

    私立高校への入学は各学校により選考基準が定められており、留学生の場合、過去2年分の成績やTOEFLのスコア、推薦状が選考基準になります。現地生徒と留学生の選考基準は別れている場合が多く、一定の留学生枠を設けている学校も少なくありません。また、9月入学の場合、2〜3月が一般的です。多くの学校で空きがあれば願書を受け付けていますが、遅くなるとキャンセル待ちリストに入る可能性も高くなります。入学予定月より1年前を目処に準備を開始すると無理なく進めることができます。

    出願に必要なもの

    成績証明書

    多くの私立校で、過去2年分の成績表の提出が必要です。英語だけでなく、すべての教科においてよい成績がとれるように努力しましょう。また、中学1年生の時の成績が悪かったとしても、年々成績が上がっていれば、その努力を評価して下さいますので、諦めずに目標に向かって頑張ることが必要です。多くの学校の願書の締め切りは2月となります。その為、出願の際、中学3年生の成績は2学期までの成績を提出し、入学前に3学期の成績もあわせた最終の成績証明書を提出します。

    推薦状

    多くの私立校で、3名の先生からの推薦状が必要となっています。推薦状は決められたフォームが用意されている学校もあります。担任の先生、英語の先生、数学の先生の3名から書いていただくように指示があります。推薦状の内容としては、教えた期間や授業内容と、生徒の理解度や学習態度について、また生徒への評価となります。担任の先生方書いて頂く内容には、クラブ活動やボランティア活動といった課外活動も評価のポイントになりますので、どのようなことに熱心に取り組んだか書いて頂くようにしましょう。あなたの魅力が存分に高校に伝わるように書いていただきましょう。

    エッセイ

    エッセイとは、留学先の高校に自身のことを知ってもらい、志望動機など熱意を伝えるための自己紹介文です。生徒の個性や将来の夢など、自己アピールをすることが大切です。アメリカでは、机での勉強だけではなく、体験することを大切にしており、コミュニティサービスや課外活動へ小さなころから参加しています。北米の学校では言葉で表現することをとても重視しており、授業でもプレゼンテーションやディスカッション、エッセイなどが多くあります。


  • 自己紹介
  • カナダへ留学したい理由
  • その学校を選ぶ理由
  • 志望理由
  • 将来の夢 等
  • インタビュー

    ほぼすべての私立校でインタビューが必須となっています。インタビューは、願書を出した後に受けるのが一般的で、留学生はスカイプやZoomといったオンラインで受けるのが一般的です。インタビューは選考においてとても重視され、出願者の個性やコミュニケーション力などが見られます。インタビューでは、一問一答形式ではなく、会話のようにやり取りが行われます。

    また、面接の終わりには「Do you have any questions?」と聞かれます。面接官は生徒にも学校のことをよく知ってもらいたいと思っていますので、学校について質問を用意しておくといいでしょう。

  • なぜ留学したいのか
  • 志望理由
  • 長所や短所
  • 性格
  • 家族のこと
  • 得意/苦手な科目
  • クラブ活動 等
  • 英語スコア

    留学生はTOEFLまたはTOEFL Juniorのテストスコアで英語力を判断されます。英語のテストスコアだけで入学を判断するわけではありませんが、入学基準として点数を提示している学校もあります。志望校がどれほどの英語力を必要としているのか確認し、出願までに何度か受験することをおすすめします。

    カナダの学校生活

    学年

    学年(Grade)は小、中、高校をGrade1~Grade12というように数えます。なお、州により初等教育と中高等教育の区切りが異なります。
    ブリティッシュ・コロンビア州の場合
    年齢日本の学年カナダの学年
    6歳小学1年 Grade1Elementary
    School
    (7年)
    7歳小学2年 Grade2
    8歳小学3年 Grade3
    9歳小学4年 Grade4
    10歳小学5年 Grade5
    11歳小学6年 Grade6
    12歳 中学1年 Grade7
    13歳 中学2年 Grade8Secondary
    School
    (5年)
    14歳 中学3年 Grade9
    15歳高校1年 Grade10
    16歳高校2年 Grade11
    17歳高校3年 Grade12

    ※州によって異なります。

    学期

    1年度のことを「Academic Year(アカデミックイヤー)」といいます。9月上旬に新学期が始まり、翌年の6月末で1年が終了するのが一般的です。6月後半~8月は夏休みとなります。セメスター制(前期:9月~1月、後期:2月~6月)を取り入れている学校がほとんどです。夏休みは6月から8月までのおよそ3か月間となり、夏休み期間に自国へ帰国する留学生もたくさんいますが、サマースクールに参加する生徒も多くいます。
    セメスター主な行事
    9月セメスター19月初旬
    新入生到着日
    オリエンテーション・科目選択
    セメスター1開始
    10月
    11月11月 中間試験
    12月
    12月中旬~1月初旬冬休み
    1月セメスター11月初旬 授業開始
    1月下旬 期末試験
         セメスター1終了
    2月セメスター22月初旬 セメスター2開始
    3月
    3月中旬~下旬春休み
    4月セメスター24月 中間試験
    5月
    6月6月初旬~中旬 期末試験
    6月中旬~下旬 セメスター2終了
    6月初旬~8月末夏休み (帰国、サマースクール参加 等)

    ※学校によって異なります。

    カリキュラム

    1年度のことを「Academic Year(アカデミックイヤー)」といいます。9月上旬に新学期が始まり、翌年の6月末で1年が終了するのが一般的です。6月後半~8月は夏休みとなります。セメスター制(前期:9月~1月、後期:2月~6月)を取り入れている学校がほとんどです。夏休みは6月から8月までのおよそ3か月間となり、夏休み期間に自国へ帰国する留学生もたくさんいますが、サマースクールに参加する生徒も多くいます。

    進級

    日本の学校と同じように、成績は科目ごとにつけられます。A~F の評価または達成率をパーセントで出すなど、学校により異なります。高校の場合、進級は日本のように自動的には上がれず、決められた単位を取得しないと進級ができません。特に高校の後半2年は、その後の進路に大きく影響する大変大事な時期となります。

    ビザ

    日本の学校と同じように、成績は科目ごとにつけられます。A~F の評価または達成率をパーセントで出すなど、学校により異なります。高校の場合、進級は日本のように自動的には上がれず、決められた単位を取得しないと進級ができません。特に高校の後半2年は、その後の進路に大きく影響する大変大事な時期となります。

    国別 学校システム

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