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The Northwest School
(ノースウェスト・スクール)
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【どのような学校でしょうか?】
ノースウェスト・スクールは1978年創立の比較的新しい寮制の進学校です。この学校は教師の質を第一に考えた学校を創りたいという思いを持った3人の教師により設立されました。学校には、それぞれの分野に情熱を持った教師がそろっており、それらの教師によって作られた特徴ある様々な課外授業が提供されています。特に留学生でも参加できる交換留学プログラム、環境学プログラム、アウトドア教育プログラムは高い評価を得ています。
【学校周辺はどのような環境でしょうか?】
シアトル中心から車で約5分と街中に位置していますが、周囲は並木に囲まれており、静かで勉強に集中できる環境にあります。周囲には歴史的な価値のある古い建物が多く、1905年に建設されたこの学校が入っている校舎は国登録有形文化財に指定されています。学校から徒歩5分のところにはシアトル大学があり周辺は学生街としても知られており、大学進学を目指す生徒には大学を身近に感じることが出来る良い環境になっています。
【学校生活はどのような感じでしょうか?】
学校の一日は朝8:10に始まり、午前中に4コマの授業を受講します。昼食後の午後にも4コマの授業が行われ、午後3:30には放課後となります。授業は1コマ40〜45分となっています。午後4:00からは生徒各自が選択したスポーツを行いますが、スポーツは必須ではありません。各生徒にはアドバイザーがついており、1学期に1度面接を行うほか、生徒の公私にわたる悩み相談にも気軽に応じてくれます。
【どのような運動が盛んな学校でしょうか?】
主に、サッカー、クロスカントリー、バレーボール、バスケットボール、ボート競技、アルティメット・フリスビー、陸上競技などが盛んで、他校と対抗試合を行います。ボート競技とアルティメット・フリスビーがある学校は西海岸でもめずらしく、生徒にも人気のスポーツになっています。
【学校データ】
場所 ワシントン州シアトル
周辺環境 都市
創立 1978年
タイプ 共学
キャンパス面積 -
生徒数 315人
学年 9〜12年
留学生割合 18%
宗教 なし
教師生徒比 1:9
1クラス平均人数 14人
大学進学率 99%
ESL あり
あり、約50人寄宿
【寮生活はどのような感じでしょうか?】
キャンパスには2階建ての寮が1棟あり、各階で男女に分かれています。学校の事務局には、寮監督が常勤しており、寮を住込みで管理しているドーム・ペアレンツと共に寮の運営と寄宿生の面倒をみてくれます。寮の部屋には、机、イス、クローゼット、ベッドか備え付けてあり、共有スペースには洗濯乾燥機、ケーブルテレビ、キッチンなどが完備されています。寮では様々なアクティビティやイベントが企画され、寄宿生はシアトル中心部への買い物や、周辺の山々へスキーやスノーボードに日帰りで行くこともあります。寮自体が街の中心近くに位置するため、周囲にはお店も多く、日用品の買い物などには困りません。特徴的なのは、寮は祝日などにも開いており、留学生は滞在を許可されていまが、希望者は学校紹介のホストファミリー宅に滞在し感謝祭やクリスマスを一緒に祝うことができます。
【寮の食事はどのようなものでしょうか?】
この学校はキャンパスから歩い1分の別の建物にカフェテリアがあり、寄宿生には1日3食が用意されます。朝食は卵、ベーグル、パン、フルーツといったアメリカンブレークファーストが多く、昼食には暖かいサンドイッチ、ハンバーガー、パスタ、チキン、サラダ、スープなどが用意されます。夕食にはメインの肉料理や魚料理に加えスープ、サラダ、パン、などが用意されます。寄宿生のほとんどが留学生ということもあり、食事には中華、和食、韓国料理などが出ることもあり、生徒の様々なリクエストにも応じてくれます。
【生徒がケガや病気をした場合はどうするのでしょうか?】
この学校に保健室はありませんが、寄宿生はドームペアレンツの判断のもと、車で数分の場所にある病院にドームペアレンツと行きます。
【ESLはどのようなプログラムでしょうか?】
留学生の受け入れに積極的なこの学校にはしっかりとしたESLプログラムがあります。ESLのレベルは初級、中級、上級の3つに分かれており、留学生は英語力テスト後に各自の英語力にあったレベルのESLを受講します。この学校では一般のESL教科である読み書き、文法、聞き取り、語彙などの他、数学や人文学の授業もESLが用意されています。ESLは比較的厳しく、生徒は年に2度、英語力の向上を審査され、次のレベルにすすめる状況にあることを求められます。上級を修了した生徒は一般のアメリカ人生徒とともに大学進学に備えたカリキュラムに進みます。
【大学進学状況をおしえてください】
大学進学率は99%と非常に高く、キャンパスには常時2名の進学カウンセラーが勤務しています。生徒は11年生から入学申請を行う学校を選定しまじめ、時には両親も交えて自分に合った大学を選びます。キャンパスの近くにはシアトル大学があり、大学の雰囲気に触れる機会も多く設けられています。
【卒業生進学先一例】
・Stanford University
・Yale University
・Brown University
・New York University
・University of California San Diego
・University of British Columbia
・Johns Hopikins University
・Carnegie Mellon University
【留学生についておしえてください】
留学生は約55人在校しており、日本、中国、韓国、チェコ、ベルギー、イラン、イタリア、など世界35カ国から来ています。留学生には留学生担当責任者と大学進学カウンセラーがアドバイザーとして付き、留学生の普段の生活から、進路の悩みまで様々な相談にのってくれます。留学生の多くは全米でもレベルの高い大学に進学しています。毎年春には、留学生の親とアメリカ人生徒の親が交流を深める会が行われ普段は祖国にいるため子供の学校生活に関わりの浅い両親にも、学校と関係を深める機会が設けられます。
【教師はどのような方々でしょうか?】
この学校には約60名の教師が勤務しており、3割の教師が修士または博士号を持っています。キャンパス(寮)に住んでいる教師も数名おり生徒とともに様々なアクティビティに参加します。生徒と教師の距離も近く、教師は生徒にとって良き指導者であり、良き相談相手でもあります。
【サマースクールはありますか?】

留学生向けのESLサマープログラムがあります。対象年齢は11歳からとなっており、午前中に2コマのESLクラスを取り、午後に2コマの美術と体育の授業が行われます。ESLは3つのレベルに分かれており、各自初日に行われる英語力テストによって、それぞれの英語力にあったレベルに振り分けられます。ESLの授業では教師の他、2人のアシスタントが常にクラスにおり、生徒が確実に授業を理解できるよう配慮されています。アクティビティーも充実しており、キャンパス内での様々な文化イベントから、近辺の山や海でのキャンプやアウトドアスポーツを通じてアメリカ文化を学ぶことができます。また、生徒は寮に滞在するか、学校紹介のホストファミリー宅にホームステイすることができます。

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