ワーキングホリデーで人気の国

オーストラリアは美しく豊かな自然と近代的な都市が融合した国です。日本の約21倍の国土があり、自然も多く、各都市にたくさんの観光スポットがあります。エアーズロックやグレートバリアリーフといった大自然を感じられる観光スポットや、オペラハウスや博物館など街中の観光スポットも楽しめます。勉強と観光とメリハリのある留学生活を送ることができます。ワーキングホリデーで人気の国で、日本人以外でも世界中から留学生が集います。

オーストラリア留学 人気都市​

シドニー
南半球を代表する世界都市。近代建築物で有名なオペラハウスがあり、大都市で洗練された文化とトレンドを感じながら留学生活を送りたい学生に人気です。ショッピング施設や観光地も多く、アクティビティも充実しています。
ゴールドコースト
ビーチリゾートとして世界的に人気の都市。亜熱帯性気候に属し、年間の晴天日が約300日以上といわれ、マリンスポーツを楽しみたい学生や挑戦してみたい学生に人気です。
メルボルン
ヨーロッパらしい雰囲気が残り、歴史を感じる雰囲気と近代的な建物が調和した落ち着いた街。移民の方も多い為、いろいろな文化が生活に根付いています。
パース
「光の都市」や「フレンドリーシティ」と呼ばれる街。市内には自然豊かな公園が多く、自然に囲まれ、気候が良く、過ごしやすい為、留学先として近年人気です。他の都市と比べてまだ留学生が少ないのも特徴です。

オーストラリアの教育システム

オーストラリアの教育制度は、それぞれの個性を尊重した柔軟なカリキュラムが組まれています。新学期は1月末に始まり、12月中旬ごろに終了します。各学期は10週間程度の4学期制で、学期と学期の間に2週間のお休み、12〜1月には6週間程度の夏休みがあります。(ただしタスマニア州は3学期制)。また、4学期の各学期の開始ならいつでも入学することができます。教育制度は州ごとに異なりますが、各科目で満たすべき内容などは国によってしっかり管理されており、留学生の受け入れ態勢が整っています。公立、私立ともに制服を着用する学校がほとんどです。

お子様一人で留学はいつから可能?

州ごとに留学生がお一人で留学できる年齢は異なります。お子様単独で留学する場合、Year9(15歳)からお子様お一人での留学が主流です。私立校の場合、Year7(12歳)からお一人での留学を受け入れている学校もあります。 尚、18歳以下の未成年のお子様がお一人で留学する場合、入学の際にガーディアンを必要としています。ガーディアンは現地で保護者として役割を担います。

公立・私立の特徴

約70%が公立、30%が私立となっており、公立はほとんどが共学です。各州の教育委員会が留学生の受け入れにも力を入れており、地域によっては大変積極的に留学生を受け入れています。 私立校はカトリックやプロテスタントの宗教団体によって運営されており、独自の教育方針に基づき教育が行われています。なお、学生寮での滞在を希望する留学生は、私立高校を選択することになります。 オーストラリアは公立・私立ともに男子校、女子校、共学があり、どちらも留学が可能です。また、制服は公立、私立ともに着用が必要な学校がほとんどです。
公立校私立校
メリ ット
  • 年間費用およそ$25,000~$30,000
  • 学費が圧倒的に安い。
  • 入学基準が低く、入りやすい。
  • フレンドリーで馴染みやすい。
  • 年間費用およそ$25,000~$60,000
  • 学校ごとの教育システム、特徴あるプログラム。
  • 設備や環境も整っており、規律が整っている。
  • 現地の生徒も学費を払って通っているため、高所得家庭のお子様が多い。
デメリ ット
  • 生徒数が多い為、生徒へのケアが行き届かない。
  • 地域によっては環境があまり留学生に向かない。
  • 学費が高い。
  • 宗教色が強く、礼拝や聖書の授業を受ける必要があるため人によっては合わないことがある。

入学選考

公立

私立校の場合は、学校へ出願書類を提出しますが、公立校は通いたいと思っている学校を管轄している教育省へ出願書類を提出します。その際に、第3希望まで希望する学校を伝えます。2月入学の場合、願書の締め切りは10月頃となりますが、空き状況によっては願書を締め切ってしますので、早めの出願がおすすめです。

出願に必要なもの

成績証明書

過去2年分の成績表の提出が必要です。

エッセイ(必要な場合)

推薦状は決められたフォームが用意されている学区もあります。担任の先生、英語の先生、数学の先生の3名から書いていただくように指示があります。推薦状の内容としては、教えた期間や授業内容と、生徒の理解度や学習態度について、また生徒への評価となります。担任の先生方書いて頂く内容には、クラブ活動やボランティア活動といった課外活動も評価のポイントになりますので、どのようなことに熱心に取り組んだか書いて頂くようにしましょう。あなたの魅力が存分に高校に伝わるように書いていただきましょう。

私立

私立高校への入学は各学校により選考基準が定められており、留学生の場合、過去2年分の成績やTOEFLやIELTSのスコア、推薦状が選考基準になります。現地生徒と留学生の選考基準は別れている場合が多く、一定の留学生枠を設けている学校も少なくありません。また、2月入学の場合、10月が一般的です。多くの学校で空きがあれば願書を受け付けていますが、遅くなるとキャンセル待ちリストに入る可能性も高くなります。入学予定月より1年前を目処に準備を開始すると無理なく進めることができます。

出願に必要なもの

成績証明書

多くの私立校で、過去2年分の成績表の提出が必要です。英語だけでなく、すべての教科においてよい成績がとれるように努力しましょう。また、中学1年生の時の成績が悪かったとしても、年々成績が上がっていれば、その努力を評価して下さいますので、諦めずに目標に向かって頑張ることが必要です。

推薦状

多くの私立校で、3名の先生からの推薦状が必要となっています。推薦状は決められたフォームが用意されている学校もあります。担任の先生、英語の先生、数学の先生の3名から書いていただくように指示があります。推薦状の内容としては、教えた期間や授業内容と、生徒の理解度や学習態度について、また生徒への評価となります。担任の先生方書いて頂く内容には、クラブ活動やボランティア活動といった課外活動も評価のポイントになりますので、どのようなことに熱心に取り組んだか書いて頂くようにしましょう。あなたの魅力が存分に高校に伝わるように書いていただきましょう。

エッセイ(必要な場合)

エッセイとは、留学先の高校に自身のことを知ってもらい、志望動機など熱意を伝えるための自己紹介文です。生徒の個性や将来の夢など、自己アピールをすることが大切です。アメリカでは、机での勉強だけではなく、体験することを大切にしており、コミュニティサービスや課外活動へ小さなころから参加しています。北米の学校では言葉で表現することをとても重視しており、授業でもプレゼンテーションやディスカッション、エッセイなどが多くあります。


  • 自己紹介
  • オーストラリアへ留学したい理由
  • その学校を選ぶ理由
  • 志望理由
  • 将来の夢 等

  • インタビュー

    ほぼすべての私立校でインタビューが必須となっています。インタビューは、願書を出した後に受けるのが一般的で、留学生はスカイプやZoomといったオンラインで受けるのが一般的です。インタビューは選考においてとても重視され、出願者の個性やコミュニケーション力などが見られます。インタビューでは、一問一答形式ではなく、会話のようにやり取りが行われます。

    また、面接の終わりには「Do you have any questions?」と聞かれます。面接官は生徒にも学校のことをよく知ってもらいたいと思っていますので、学校について質問を用意しておくといいでしょう。

  • なぜ留学したいのか
  • 志望理由
  • 長所や短所
  • 性格
  • 家族のこと
  • 得意/苦手な科目
  • クラブ活動 等
  • 英語スコア

    留学生はTOEFLやIELTS等のテストスコアで英語力を判断されます。英語のテストスコアだけで入学を判断するわけではありませんが、入学基準として点数を提示している学校もあります。志望校がどれほどの英語力を必要としているのか確認し、出願までに何度か受験することをおすすめします。

    オーストラリアの学校生活

    学年

    学年(Year)は小、中、高校をYear1~Year12というように数えます。州によって教育システムが異なり、また、日本の中学・高校にあたる期間が、前期(Year7~10まで)と後期(Year11~12)に分かれています。Year10 までが義務教育となります。大学や専門学校などへの進路を考えはじめ、Year11・12でその目標達成に必要な科目を選択し、州の統一試験を受けます。
    ニューサウスウェールズ州の場合
    年齢日本の学年オーストラリアの学年
    7歳小学1年 Year1 Primary
    School
    (6年)
    8歳小学2年 Year2
    9歳小学3年 Year3
    10歳小学4年 Year4
    11歳小学5年 Year5
    12歳小学6年 Year6
    13歳 中学1年 Year7High
    School
    (4年)
    14歳 中学2年 Year8
    15歳 中学3年 Year9
    16歳高校1年 Year10
    17歳高校2年 Year11 Senior
    School
    (4年)
    18歳高校3年 Year12

    ※州によって異なります。

    学期

    学校は1月・4月・7月・10月に始まり、12月中旬に終了する4学期制(4ターム制)です。体験入学の場合、どの学期からでも入学可能ですが、単位取得目的の場合は、基本的に新学期(1月)からの入学が好ましいです。
    ターム主な行事
    1月末~2月初旬ターム11月末~2月初旬
    • 新入生到着日
    • オリエンテーション・科目選択
    • ターム1 開始
    3月
    4月初旬4月初旬
    • 期末試験
    • ターム2終了
    4月初旬~中旬秋休み
    4月下旬ターム24月下旬 ターム2開始
    5月
    6月
    7月7月初旬
    • 期末試験
    • ターム2終了
    7月初旬~中旬冬休み
    7月ターム37月中旬 ターム3開始
    8月
    9月9月中旬 期末試験
    9月末 ターム3終了
    9月末~10月中旬春休み
    10月ターム410月中旬 ターム4開始
    11月
    12月中旬12月初旬 期末試験
    12月中旬 ターム4終了
    12月中旬~1月末夏休み (帰国、サマースクール参加 等)

    ※学校によって異なります。

    カリキュラム

    オーストラリアの多くの高校が、「集中英語コース」と呼ばれる留学生向けの英語クラスで英語力を伸ばすカリキュラムを実施しています。英語力が足りない留学生は、通常、一般クラスに入る前に、学校付属の英語コースや学校が提携している「集中英語コース」でトレーニングを受けます。期間は英語力によって異なりますが、多くの留学生が半年~1年程度で、一般クラスへと移行します。尚、一般クラス移行後も、英語のサポートを受けることができます。

    一般クラス移行後、科目は必修科目と選択科目で構成されており、選択科目は学校のカウンセラーと面談を行い、選択し、時間割を作成していきます。また、大学のレベルの授業、APプログラム(アドバンス・プレースメント)やIB プログラム(国際バカロレアプログラム)を提供する学校もあります。自分の進路にあった科目を選択できる機会が多く、自分の時間割に合わせて生徒がクラスを移動します。

    進級

    オーストラリアの学校では、多様な科目が取り入れられており、特に外国語においては、多文化国家オーストラリアならではの、さまざまな外国語が教えられています。高学年になると、生徒の希望に合わせた選択科目が中心となります。将来の就職をふまえた実用的な科目も多くなります。進級はできますが、決められた数の科目を履修しないと義務教育の修了証書がもらえません。義務教育終了後は、Senior Schoolで日本の大学1年生で集中的に履修する基礎教養科目を学び、大学進学後すぐに専攻科目の研究に入ることになります。

    ビザ

    3ヶ月以上留学する場合には、「サブクラス500」という学生ビザの取得が必要です。

    ※保護者が同伴する場合は、「学生ガーディアンビザ」の発行が1名分可能です。3カ月以内であれば、このビザで保護者も語学学校などに通学ができます。 3ヶ月以内の場合には、ETA(電子渡航認証システム)の登録が必要です。

    国別 学校システム

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